ピック考 ベース編 #1

ギター弾きにとってピックは使いやすい包丁を探すようなもので、「コレだ!」というピックにたどり着くまでに様々な出会いと別れを繰り返します。

僕にとっての最高のパートナーはJim DunlopのJazz IIでした。かれこれ20年近い付き合いになると思います。

※画像はJazz IIIです。Jazz IIはもうちょっと薄い。

コードバッキングからギターソロまで、そつなくこなせるJazz IIちゃん。ピッキング・ハーモニクスとかもめちゃくちゃしやすい。

それでいて素材がナイロン故に長持ちするという最強の属性をもっています。お金のないバンドマンはここめっちゃ重要。中学生のときは3箇所使えるというメリットでトライアングルタイプを必死に使ってたからね!w

次に、アコギのピックはSchecter ウルテム トライアングル 0.8mmをここ5年くらいずっと使っています。

この子も非常に優秀です。楽器屋さんで「へー、最近はウルテムなんて素材のピックがあるのねー」なんて感じで試しに買って帰り、アコギをワンストロークした瞬間「なぁーにこれ!!すごくいいじゃない!!」と感動した覚えがあります。

なるほど、これは確かに爪のような感触という売り文句もわかる気がする。なめらかだけど、しっかり弾(ハジ)いてる感がある。ブライト感とマイルド感のバランスも良い。

そして、それでいて長持ちするという最強の属性をもっていますw おそらくこの子も向こう数十年の付き合いになるでしょう。


で、最近ベースを始めたので、またピック探しの旅が始まったわけです。指引きも練習していますが、やはり邦・洋楽問わず、ロックよりの曲を練習するとピックな曲が多いので、ピックも必要だなと。

というわけで、色々ピックを試した感想を残しておきます。

ひとまずの結論

最初に結論を書いておくと、今手持ちだったり試したピックの中ではPROVIDENCE Pranky’s Pick CheeseBalls 1.0mmが良い感じです。ただ、まだゴールには達していない感じです。

弾いた瞬間「おっ!」と感じました。トライアングルよりマイルドだけど、しっかりピック感のある出音。これは良い!

これセミラウンドって形なんですねー。初めて知りました。ベースにはちょうど良い形なんじゃないかな。速弾きするならもうちょっと尖ってた方がやりやすいと思うけど。

この少しだけジャリっとした感じは、素材は硬質塩ビだからか。ん?硬質塩ビってなんだ?と思ったらPVCか。

これ、もう少し……本当にもう少しだけ滑らかさがあったら完璧な気がする。1.0mmじゃなくて、0.9mm。いや、素材をTORTEXもしくはポリアセタールに変えればそれでも良い気がする。また、最近気に入ったウルテムでもいいかもしれない。

しかし、探してみると、1.3mmや1.5mmは見つかるけど、1.0mmが無い。ピックガードに隙間作って挟んでおきたいので、1.0mmでも若干厚いのだよなぁ。

……作っちゃうか?

もしも、どうしても見つからなかったら、オリジナルピックも考えるかー。

合わなかったピックの感想まとめ

普段エレキギターで使ってたJazz IIちゃんは、さすがにベースだと尖りすぎ。ウルテム 0.8mm トライアングルも悪くない感じだけど、もう少しだけマイルド感が欲しかった。


いわゆる普通のセルロース トライアングル。パキパキ感がベースには合うかな?と思ったけど、タッチも音も好きになれなかった。そもそもセルロースは長持ちしないという超絶デメリットがあるんだよなぁ。

ベースという事で気になっていた丸形!さっそく試してみました……が、これ音がマイルドすぎるなぁ。確かにいままでにない弾き心地だけど、もうちょっとピック感がある方がいいなぁ。マイルドな音が欲しいシーンは指で弾けばいいかなぁ。

これは昔からあるMoonの1.52mmですね。これもかなりマイルド。こういう音なら指で弾くほうが好きなんだよなぁ。そしてあつすぎてピックガードに挟めないのもマイナスポイント。


というわけで、しばらくはCheeseBallsのピックを使いつつ、これの素材が違うセミラウンドのピックを探したいと思います。

それでは。