
ロードバイク初心者のぼく、走行距離400km前後でパンク。そしたらホイールに穴が空いていた件
12月某日。朝のニュースで18時過ぎに雨が降ると天気予報のお姉さんが言っていた。僕は仕事を早めに切り上げて17時には退社。今日も楽しくロードバイクを走らせていたその時。パァーンという空砲が鳴り響きました。
「あーパンクしたかー」思ったよりも早いパンク。まあパンクは運だもんね。3000km走ってまったくしない人もいれば、200kmで2回する人だっている。
しかし、僕はもしもパンクした時のためにちゃんと替えのチューブとCO2インフレーターを持っている!パンクはいつか必ずするだろうから、事前に交換の練習もしておいたのだ!機械等を手に入れたら、まず分解してみたくなる性格だから、自転車も当然バラして遊び済み。
というわけで、さっそくブレーキを開放し、クイックリリースを緩め、リアホイールを外す。やっぱ高圧なだけにパンクすると大きい音が鳴るなぁすごいな、と先ほどの音の余韻を脳内プレイバックしながら、口にくわえたライトでホイールの表面を照らしながらくるくる回す。
あ、タイヤ、バーストしてるじゃん……。
しまった。タイヤブートまだ持ってない。調べてみるとガムテープや1000円などで代用できるとあるけど、今そういった都合の良いものを持ち合わせていない……。
泣きそうな気持ちで@masaquidに電話する。
t「すまん、ちょっとタイヤがバーストしちゃったんだけど、タイヤブートって持ってない?」
m「タイヤバーストしたなら結局タイヤ変えるから、余ってるタイヤ貸したげるよ」
というわけで、すがる思いで自転車を担いであるき始める。電話で「迎えにいくよ」と言ってくれたが、さすがに悪いので歩いていく。そしたら1時間かかった。後から調べたら3.2kmあった。自転車なら10分くらいで行けるのに。
そんなこんなで@masaquidと合流する。
m「このホイールとタイヤおっもw」
t「アルミのディープリムだからなー。素人の自分が持っても重く感じるよ。まあとりあえずこれで足を鍛えると思えば頑張れるw てか、このホイールのから一気にカーボンホイール!とかじゃなくて、安めのホイールに替えてもかなり変わるんじゃね?と思いはじめてるわー」
そんな会話しながらタイヤ貸してもらいさっそく交換。チューブに空気を入れる。あぁ、良かった。まだ雨は降っていない。ひとまず帰れそうだ。
シュコシュコ順調にチューブが膨らみ始めた5-6barあたり。パシュン!という音と共にチューブから再び空気が抜ける。え?と二人で顔を見合わせる。リム噛みなどではない。まるで缶ジュースを開けるみたいに、軽い感じで空気が抜けた。
m「え、ちょっと見してみ」
急いでタイヤを外し、チェックしてもらう。すると、リムに不審な傷を見つける。あぁ、そこまでチェックしていなかった。すぐにリムテープを剥がしてみる。
ホイールに穴が空いている。というか、スポークの穴をえぐってる?普通こんな事になる?何を踏んだらこんな事態になるわけ?
中には無残な鉄カスが。唖然、というか呆然とする僕。どうすんのこれ……。
m「何これやばw とりあえず俺のロードに元々付いてたホイールあるからコレ履いていきなよ」
t「でもそれ11速じゃん?僕の9速なんすよ……」
m「スペーサー確かあったはず。仕方ないな、スプロケット交換するか!」
ただのパンクだと思ったら、スプロケット移植し、(ホイール交換+タイヤ交換+チューブの交換)*前後2ホイールと、謎の足回りフル交換が始まる。手間もパーツも、マジで色々申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
そんなこんなで足回りがリニューアルされました!
足回りが変わるとこれだけ世界が変わるんだね
このホイールもいわゆる鉄下駄(ペア2kg↑のホイールの事)ということですが、もともと付いてたペア2.4kg↑より軽く、結果的に軽量化された形になりました。
で、さっそく走ってみたのですが、ぜんっぜん違う。嗚呼成程。接地面と実際に回ってる部分が変わりゃそりゃ違うだろうなぁと予想はしていましたが、ここまで変わるのか。
漕ぎ出しが全然軽い。そして何より上り坂の楽さが段違い。今まで登るのがキツかった坂を2枚分軽く登れる。
これ、重いホイールなんだよね?これよりもっと軽くなるというのか……。つか今回は多分400gぐらいの軽量化なんだけど、カーボンならさらに倍近い軽量化になるのか……。
しかし、30kmくらいまで速度を上げた後、それを維持するのに結構ペダルを回さないといけないように感じました。わずかですが、これが一応ディープリムの効果だったのかなぁと。
実は他にも色々と問題を抱えており、**本当に手間のかかるやつだ……**と大変な思いをしていますw
とりあえずタイヤがバーストした時用に、タイヤブートも持っておかないと駄目だなと思いました。
それでは。