
Ruby再学習。プロを目指す人のためのRuby入門を読んだ感想
さて、これからもっと本格的にRubyを書く事になるので、今一度Rubyの再学習をしています。さしあたって、少し前に改訂2版が発売された『プロを目指す人のためのRuby入門』を購入して読んでみました。
タイトルにもある通り、プロを目指す人のためのRuby入門書となっています。個人的にはRuby初心者から中級者へステップアップというか、初級者の地固め的な対位置の本だと思いました。プログラム言語を始めて触るという人にはオススメできません。
また、実際の現場で知っておくと便利なイディオムの紹介が随所でされているのがまた素晴らしいと思いました。
この||=
(foo = bar || baz
)は個人的に結構使いどころが多く、便利なんですよねー。そういう現場で使うメソッド達を網羅している感じです。
あと逆にこれは詰まったほうが覚えやすいのですが、Array.new(5, 'default)
の例なんかも参考になると思います。
あと、サンプルコードの解説がminitestで落ちるところから始めるテスト駆動サンプルになっているのが素晴らしいですね。Rubyの技術書はtestが省かれている事も結構あるので。
また、こういう本は読むたびに「へーこういう書き方あるんか……」と勉強になる事があります。正直に告白すると、
[[123, 'foo'], [234, 'bar'], [345, 'baz']].each do |a, b|
p a #=> 123とか
p b #=> 'foo'とか
end
このブロック変数を知りませんでした🤢 いやぁ、これもっと早く知りたかったんだけどぉ……。
個人的にRuby「あっなるほど、おもしろ!」なポイントは、「すべてがオブジェクト」という事を理解するタイミングだと思っています。この本は優しいですが、中身は割と硬派な学習本になっているので、そういう言語のおもしろさなどを知りたい方は別の本が良さそうな感じですねー。
しかし、最近はこういう本をなかなか読んでいなかったのですが、まだまだ発見する事があるし、ちゃんと技術書を読む習慣は維持したほうが良いですね!今年は今まで以上に読んで学習していこう。
それでは。